「どっどど　どどうど　どどうど　どどう」と風が吹き、気づけば春です。どんなに悲しくても、嬉しくても同じように春が来る、そう思うと少しほっとしますね。「佐伯の春先ず城山に来たり」かの文豪は言いました。あなたの心にも春が来ましたでしょうか？令和７年度、よいスタートを切れた事を祈りながら。「大丈夫、独りじゃない。一緒に歩いていこう。」令和７年度、にじだより　はじまります。

2月末から暖かい日が出てきて、一気に春らしくなってきましたね。早いもので2025年、令和7年度が始まろうとしています。来年度の目標、もう決めたでしょうか？今回のにじだより、皆さんの新年度が良いものになるよう、桜色満開でささやかながらエールを。【山路来て　何やらゆかし　すみれ草】とは芭蕉の句。退屈で慣れた事柄でも、あなたの心をぐっと惹きつけるなにかの出会いがきっとあるはず。あなただけのすみれ草、見つけてみませんか？春風の暖かさがそっと背中を押しますように。

鬼は外！福は内！２月と言えば節分ですね。皆様は節分らしいことされましたか？節分は「立春」の前日、つまり季節の分け目にくる行事です。…ということは暦の上ではもう春ということで。バリバリ寒いですが、「春」と聞くと少しだけほっこりしますね。「春の海　ひねもすのたり　のたりかな」、与謝蕪村の句です。佐伯と言えば海。春の日が増えてきたら、のんびり波でも眺めたい。忙しく過ぎる毎日にふと思います。

新年あけましておめでとうございます。令和７年（2025年）も虹の翼をよろしくお願い申し上げます。2025年に入って早々、油断できない事が続きます。インフルエンザをはじめとした感染症や地震などの災害…。今年の年明けはいつもよりも騒々しかった、そんな人も多いのでは。どこかでほっと一息ついて真新しいこの一年、穏やかに過ごせますことを心からお祈り申し上げます。